甲府の隣駅に降り立って、酒折宮 → 不老園 → 甲斐善光寺。
信濃(長野)の善光寺と同じ名前なのは、
川中島の戦い時、善光寺の焼失を恐れた武田信玄が、御本尊善光寺如来をはじめ、
諸仏寺宝類をこの寺に移したことに始まるという。(御本尊は1598年信濃に帰座)
一度焼失し、現在の金堂・山門は、1796年に再建されたもの。
金堂は日本有数の木造建築。
長野と同様、霊験あらたかな雰囲気がありました。
善光寺から少し離れたところに山梨県地場センター(かいてらす)がありました。
さっそく中に入ってみました。長野の工芸品がいろいろ展示されていました。
・研磨宝飾品・・御岳昇仙峡などで産出された水晶原石の加工に始まり
現在は宝石・貴金属・工業材料、装身具・美術工芸品なども。
・甲州印伝・・・鹿皮に漆で紋様を施した革工芸製品。
・印章 ・・・生産量は全国一(全国生産量の60%)
・和紙
・ワイン
・煮貝 ・・・鮑などの醤油漬(海から遠いので運ぶのに工夫してできた)
当初の予定になかった場所を発見し、散策するのは実に楽しい。 |