10/23(水) 那智勝浦・→ 太地町 → 鳥羽市 (鳥羽市に宿泊)  indexへ
         
 宿泊した「湯快リゾート越之湯」は海岸を埋め立てた所に立っているようだ。
 朝、大浴場へ・・。バイキング朝食。(昨晩もバイキング夕食・飲み放題付)10時過ぎ出発。

 ・補陀洛山寺  浄土を目指して船出することが行われた有名な寺。(小説になっている。)
   ここ勝浦がその浜だとわかり、感慨を覚える。寺は閑散として管理の方がおられて、
   上がってお参りするよう勧められた。心を落ち着かせ般若心経を唱えた。

 ・那智の滝  車で行くと街並みの中に現れるという感じ。
   雨が激しくなり「雨中行軍」の様相になってきた。車を止めてから石段を下りたりして
   結構歩く。神社になっているのでお参り料をとられ、そこからまた石段を登る。
   滝は見えているのに、なかなか着かない。滝の音と飛沫、雨も横殴り・・。
 ・熊野那智大社  土産物屋の無料駐車場から長い石段を歩く。
   とにかく雨が激しくなってズボンとズックがびしょ濡れ。本宮に比べると規模は小さいが、
   しっかりお参りした。
   隣の青岸渡寺にもお参りする。 (祭りの写真は那智町の世界遺産情報センターで)
 ・車の中でズックを脱ぎ、(靴下だけで)アクセルを踏む。ヒーターを2にして車内を暖かくした。

 ・大地町・くじらの博物館  イルカ・鯨(小型)のショーをやっていたが雨に濡れた体なので
   寒い。そうそうに切り上げる。鯨のショーが行われている入江のバックの岩の形が独特。
   博物館内部はシャチや哺乳類としての鯨の体の構造等を説明した物があって、ちょっと
   期待外れかなと思ったが、3階に目指すものがあった。
   小説にも出てくる昔の小舟をたくさん繰り出しての漁法である。この説明があり、
   さまざまな銛が展示されていた。勢子舟にも多種類あって、極彩色に彩られていたのが
   わかった。
   明治11年に親子の鯨を追った一団が全滅。以来漁法を近代式に改めるようになった・・・。
   近代式の砲なども展示されていた。
   念願の地に到り、古式の漁法が実感できてよかった。
  ・デジカメが不調。かなり苦しむ。
  ・新宮市の熊野速玉大社にも行きしっかりお参りした。(近くに佐藤春夫記念館があり驚いた。)

 気が付けば15:00・・・鳥羽市までの距離が160kmもあり愕然としたが頑張って走る。 
 無料開放の高速があって、意外に速く進めたが、それにしても長いトンネルの連続である。