馬込文志村・徳富蘇峰・尾崎士郎 (大森駅〜東京)2014.6.22  indexへ
 大森駅に下車。
 ここには明治・大正・昭和の文豪たちが住んだ一帯があります。
 私が好きな詩人、萩原朔太郎・三好達治・立原道造・室生犀星などの住まいもありました。
 作家も山本周五郎、石坂洋次郎、山本有三など数知れず・・・。
  (現在は、説明板が残るのみです。)

 以前、駅前からバスで太田区郷土博物館に行き、この辺りをいろいろ散策したことがあります。
 
 今回は徳富蘇峰の旧居跡に建てられた、山王草堂記念館、その近くにある尾崎士郎記念館
 訪ねました。

  ・徳富蘇峰
   NHK大河ドラマ「八重の桜」にも登場した明治・大正・昭和の3つの時代にわたる日本の
   ジャーナリスト。
   日本最初の総合雑誌「国民之友」を発刊、「国民新聞」を創刊。
   記念館は神奈川・二宮、熊本・水俣などにもあります。

  ・尾崎士郎
   大ベストセラーとなった長編「人生劇場」の作者。
   「石田三成」「真田幸村」「篝火」などの歴史小説も書いています。
   相撲が好きで、委員もしています。
   尾崎は人に好かれるたちで、多くの作家が尾崎のもとに集まったといわれています。

   しっとりと落ち着いた雰囲気の中に居たら、あっという間に時間が過ぎました。
   偉大な文士の生涯に想いを馳せることが出来ました。