大森駅に下車。
ここには明治・大正・昭和の文豪たちが住んだ一帯があります。
私が好きな詩人、萩原朔太郎・三好達治・立原道造・室生犀星などの住まいもありました。
作家も山本周五郎、石坂洋次郎、山本有三など数知れず・・・。
(現在は、説明板が残るのみです。)
以前、駅前からバスで太田区郷土博物館に行き、この辺りをいろいろ散策したことがあります。
今回は徳富蘇峰の旧居跡に建てられた、山王草堂記念館、その近くにある尾崎士郎記念館を
訪ねました。
・徳富蘇峰
NHK大河ドラマ「八重の桜」にも登場した明治・大正・昭和の3つの時代にわたる日本の
ジャーナリスト。
日本最初の総合雑誌「国民之友」を発刊、「国民新聞」を創刊。
記念館は神奈川・二宮、熊本・水俣などにもあります。
・尾崎士郎
大ベストセラーとなった長編「人生劇場」の作者。
「石田三成」「真田幸村」「篝火」などの歴史小説も書いています。
相撲が好きで、委員もしています。
尾崎は人に好かれるたちで、多くの作家が尾崎のもとに集まったといわれています。
しっとりと落ち着いた雰囲気の中に居たら、あっという間に時間が過ぎました。
偉大な文士の生涯に想いを馳せることが出来ました。 |