授業のながれ
(1) ルールの確認
「消防署長さんに聞きましたゲーム」を行うことを話し、学級を5人ずつに分け、
計5つのグループを作る。抽選で対戦相手 を決める。次のようになった。
A―B C−D E―F
A―F B―D C―E
グループになった後、ゲームのルールを説明する。
(2) 1回目のゲーム開始(A対B)
まず先攻後攻を決める早押しクイズからである。
この町の消防署長さんは男か女か。
「はい。」
『Aチーム』
「男です。」
『正解。Aチームが先攻です。BチームはAチームがミスするまで答えを相談し
ていてください。』
本番問題に入る。Aチームに答える権利がある。
この町で火事がおこりやすい月は何月か。
「9月と10月と5月」(Aチーム)
『惜しい。10月は正解です。2位の答えが当たったのでAチームは3点獲得。
Bチームお待たせしました。1位と3位の答えを予想してください。』
「3月と4月」(Bチーム)
『1位の答えの3月がが正解。4月ははずれたので、3点獲得。続いてAチー
ム、3位を予想して下さい。』
「2月です。」
『正解。1位と3位があたったので、4点獲得です。』
このゲームでは、次のようなつぶやきが聞かれた。
・ どうして冬や春に多いのかな? 署長さんに聞きたいな!
・ 秋とか空気がカサカサしているよ。火が燃えやすいのでは?
・ 花火とかで夏も火事が多いんじゃないかな。
( 子どもたちなりに思考を働かせている。)
(3) 2回目以後のクイズと正解
2回目のゲーム(CーD) 上の「 」は早押し、下の「 」は本番と正解
「消防車の色は?」
「昔に比べて火事が少なくなったわけは?」
・ 家が燃えにくい
・ みんなが気をつけるようになった
・ 消防署の人とと町の人の努力
3回目のゲーム(E―F)
「何をかけて火事を消す?」
「水といったら、すぐ思い出す物や場所は?」
・消火栓 ・プール ・海
4回目のゲーム(A―F)
「火事がおこったら何番に電話する?」
「この町では、何時頃に火事が多いと思いますか。」
・4時 ・10時 ・3時
5回目のゲーム(B―D)
「水をかける道具は?」
「oo町火事がおこると大変だと思う場所は?」
・ ooのような狭い小路
・ ooのような山の方の水が少ない所
・ ooのような消防署から離れているところ
6回目のゲーム(C―E)
「署長さんは今までに火事を消したことがあるか?」
「今まで火事が起こった時、どこにいましたか?」
・消防署 ・家で寝ていた ・結婚式場
( Dチームが合計8点を獲得して、勝ちとなった。)
(4)ゲームを終えて
以下のようなやりとりをしてゲームをふり返った。
ゲームして思ったことを話し合いましょう。?よくわからないことや、たしかめて
みたいこと。
次のような声が聞かれた。
『ゲームをやって思ったこと』
・ はや押しクイズが面白い。こんなクイズをたくさん作ってみたい。
・ 火事が起こった時に、署長さんが消防署にいないことがあるというのがわ
かった。本当に火事はいつ起こるかわからない。
・ 私たちの町では、山火事が一番こわい。
・ いままで考えていなかったことを突然聞かれてこまった。
・ 消防のいろいろな問題を作って、もっとクイズをやってみたい。
『よくわからないことや、たしかめてみたいこと』
・ 消防署長さんに会いたい。ゲームのことを教えたい。
・ 消防署長さんにいろいろなことを聞いてみたい。
・ 火を消すのに、本当にプールの水や海の水を使ったことがあるのかな? |