橋幸夫「潮来笠」の歌詞に出てくる「関宿」・・「ここは関宿、大利根川に人に隠して流す花・・・」
ここを目的地に選んだのはいいのですが、苦難の連続?でした。
中野を出発したのが8:30頃。大宮に出て、東武アーバンパークラインで野田市駅に向かうまでは
順調だったのです。
「関宿はここからではなく、川間駅からです」と野田市駅の駅員さんに言われたのがケチのつき始め。
川間駅におりたら、関宿博物館に向かうバスが1時間おき!! しかも途中までしか行かないという。
「南口から豆バスが出ていますよ」と言われ、南口を目指す。ようやく豆バスが現れ、やれやれと一安心。
「途中で乗り換えれば、博物館にいくバスに連結していますから」 バスの運転手さんにも言われ、ホッと
したのですが・・・。 豆バスは街中をこまめに走り、乗り換え地点になかなか着かない。
乗り換えのために降りたら・・・何と、次のバスは1時間後・・・。
やむなく近くの市民センターに入ると、幸運なことに将棋の関根金次郎の記念館があるという。
喜んで行ったら・・・この日は休館日。仕方なく隣接する生家跡にて像の写真を撮り・・諦めました。
(関根名人は「王将」のモデルになった坂田三吉の生涯のライバルでした。)
ようやく乗り継ぎの豆バスが来て、関宿博物館へ。なんと!!14:30近くになっていました。
ここは江戸川と利根川が分岐する場所で古くから舟が行き来する交通の要衝地です。
各地の米や産物ばかりでなく人もがここを経由して江戸に入ったのです。博物館では関宿の歴史や舟運
送のようすなどが展示物とともに紹介されていました。ちょっと難しいですが、通には好みの場所でしょう。
天守閣から分岐点や江戸川、利根川が見渡せました。
水辺公園は広々として散歩やジョギングにはもってこいのようです。
暗くなってきた関宿博物館を後に、川間駅 → 大宮へ。
この日で、8泊9日に渡った旅も終わり!
大宮駅に隣接するショッピングセンターの飲食店で、きりっと冷えた「〆張鶴」を戴き、今回の旅を振り返り
ました。鶴見、横浜、湯河原、高崎、小諸、長岡、諏訪、そして東京のあちこち・・・。実に多彩な旅でした。 |